capriccioso

気まぐれに

2024年2月20日 記録3

穴に落ちたみたいだ。

急に嫌な思い出に引き戻されて、なかなか抜け出せない。

ずいぶん前のことで、彼らがしたこと、取った態度が本当に不当なものであったか、客観的にどうか、は分からないのだけど、ともかく嫌な思い出としてわたしの中に刻まれており、この数年、忘れた頃にひょこりと顔を出す。

不調の原因の多くを占めているように思えるのだけど、実のところこの記憶をどう扱っていいかわからない。

薬が効いているようで、深く落ち込むことはなくなったのだけど、不意に連絡があり、また元に戻ってしまった。

 

断るということが特に苦手だ。

自分がしたいかどうか、よりも、すべきかどうかで判断してしまう。

その時の判断がのちのち重くのしかかってきて、どんどん自己嫌悪に陥る羽目になる。

好きに生きる、自由に生きる、ということが、今の私にとってどれほど難しいことか。